家族を説得できない人は、融資担当者も説得できない!
開業と家族のバックアップ
夢の開業!
カフェを、雑貨店を、長年の趣味や経験、得意なことを活かして、自分のスタイルで開業する。
でも、「大人の開業」として開業を生業とするには、ご家族のバックアップは不可欠です。
バックアップが、たとえ「一緒に手伝うよ」まではいかないまでも、「考えてのことだから信頼して見守るよ。」という心的なバックアップだけでも不可欠です。
しかし、この心的なバックアップでさえも取り付けられない、つまり「開業は反対だ!」と言われる方が多いのが現実。
開業する本人は「誰にも迷惑をかけるつもりはない!」でも、やっぱり心配なのは家族の愛ゆえのこと。
開業するからには、結果として、家族を巻き込んでしまうことを心しなければなりません。
そして家族のバックアップなしには、売れ続けるお店=「大人の開業」はできないのです!
開業を反対される理由は?
- 安定した職を辞めるなんてもったいない!
- 経験がないことじゃないか!
- いったい開業にどれだけのお金がかかると思ってるんだ!
- 借金してまで始めるなんて!
- 簡単に儲けが出るような甘い世界じゃない!
こんなところでしょうか。
ざくっといえば、「資金」と「見通し」が反対される理由です。
このふたつをクリアできれば、 家族のバックアップを勝ち取る勝算はグッと高くなるはずです!
開業のステップとしてスクールに通いたい!「夢の開業を家族に説得する!」家族稟議書の書き方」もぜひ読んでみてください。
開業前に事業計画を説明して家族を説得しましょう
家族へのプレゼンテーション、つまり事業計画には…、
- どんなお客さまが利用するお店なのか
- どの場所で開業するのか
- どんな商品を提供/販売するのか
- 店内のレイアウトやデザインはどんなふうか
- 商品の品揃えと価格帯
- 販売促進計画
- 売上計画(1日の売上はどのくらいを見込めるか)
- 経費の内訳と収支計画(給与額はいくらか/赤字なのか黒字なのか)
- 資金計画(初期費用・運転資金/借入金の有無/返済の計画)
などなどの説明が必要になるでしょう。
ちなみに、雑貨カフェクリエイターコースなら、飲食&物販両面から開業に必要なノウハウを修得できます。
家族を説得できない人は、融資担当者も説得できない!
「家族に対してここまで説明しなくても賛成してくれてるから…」
という方もみえるでしょう。
しかし!
多くの場合、開業に際し融資を受けることを検討することになります。
融資は簡単には通りません。
しっかりとした事業計画と、オーナーの熱意が伝わらなければいけません。
家族が賛成してくれる場合も、してくれていない場合も、自分の考えた事業計画を家族に説明してみてください。
家族が賛成してくれているなら、相手が融資担当者だと思って説得してみてください。
「大人の開業」には綿密な事業計画がとっても重要。
立派な計画である必要なありません。
地に足の着いた、自分らしくいられる開業。
しっかりと生業とできるお店づくり。
それには、家族にバックアップは欠かせません。
無償であなたを助けてくれる存在です。
それを活かせるかどうかはあなた次第。