【ブログ】骨付き生ハムって個人店で扱うのは大変?実際に試してみました(後編)

      2018/03/01

後編では、
骨付き生ハムの保存方法について
お話しようと思います。

【ブログ】骨付き生ハムって個人店で扱うのは大変?実際に試してみました(前編)

カフェ 開業 勉強会

7kgもある骨付き生ハムです。
さすがに一度では食べ切れないので、
保存方法としては、
初めに取り除いた豚の脂は取っておきます。
その脂をスライスした断面にかぶせておけば
乾燥防止になります。
高温多湿は避け、冷暗所で保存します。
室温が30℃~40℃になると
カビが繁殖する速度が速くなるので、
日本では夏場は冷蔵保存が必要。

また骨付き生ハムは、
温度よりも湿度でダメージを受けます。
結露がカビの原因になるので、
急激な温度差にも注意が必要です。
冷蔵庫の出し入れでも結露が発生するので、
きれいな布でこまめに拭き取りましょう。
もし皮の表面にカビが出た場合は、
きれいな布を白ワインで湿らせて拭き取ると
よいそう。
逆に、極端な乾燥もだめ。
生ハムがひび割れしてしまうからです。

骨付き生ハムは大きくて場所も取るので、
それだけの容量がある冷蔵庫が必要になりますね。
ご家庭での話になると、そんな大容量の冷蔵庫の
用意はなかなか難しいかもしれませんが、
店舗には業務用の冷蔵庫の用意をされると
思いますので、大丈夫ですね。

見た目が切り出した樹木に似ていることから、
「生ハム原木」とも呼ばれる骨付きの生ハム。
豚の足がまるっと1本分ですので、
大きさも重さもあります。
そのため初めは扱い方にも戸惑いますが、
保存方法に気を付けて、慣れてしまえば
ご自身のお店でメニューに加えるのも
それ程難しいことではなさそうです。

生ハム食べ放題のイベントもよし、
サラダ、ピザ、パスタなどの定番メニューから
アレンジ料理まで、
骨付き生ハムは大活躍してくれそうですね。

カウンターなどに見せて置けば
見た目もゴージャスなディスプレイにもなります。
食べる前からよい演出になりますね。
メニュー導入、ちょっとしたくなりましたか?

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