自身の病気・親のこと…好きな喫茶店を仕事に|52歳・大阪府

      2017/02/22

自分の体のこと親のこと…、いろいろな事情で辞めることになった教師の仕事。カフェが好きなことなどを通して、自分の好きな喫茶店をやってみたくなりました。主人のアドバイスで、この学校に通うことになり、何も知らなかった私でも学んだことを活かし、着々と店の構想が進めることができました。

雑貨カフェクリエイター<通常4ヵ月>コース

永野さん(52歳・大阪府)

プチカフェ かりんの木

 

50才で約28年間勤めた中学校教師を辞めたのは、色々な事情がありました。自分の健康、離れて過ごす親の問題など山積する課題が教師を続けていくことが困難になっていきました。そして決心したのは、子育てがほぼ終盤にきたことと主人の理解が大きかったと思います。

 

以前からやりたいことがいっぱいあったので順番に一つずつ習い始めて行きました。ハーブ教室、仏像教室、ヨーガなどどれも楽しく今でも続けているものもあります。ただ、何か張り合いがないと感じ始めるようになり、仕事としてできることを考えました。

独身時代、喫茶店に行くのが好きで仕事帰りに一人で入ってぼんやりしたことも時々ありました。子どもの手が離れた頃から学生時代の友人と雑貨店やカフェ巡りをするようにもなりました。そのうちに、カフェで働いてみたいと思うようになったのです。

すぐに雇ってもらえると思いきや全然だめでした。履歴書を送っただけで終了のところもあれば、面接後に断られたり、およそ10店ほどトライしたと思います。ショックだったのはあるフランチャイズ店の人事担当の人に47才が壁であると言われたことでした。

 

諦めかけていたとき、あるお店の女性店主は「年齢ではない、センスとやる気ですよ。」と言ってくれ51才の私をスポット(急な休みの店員さんの代行)で時々呼んでくれるようになりました。

掃除や洗い物や出前などが時々きつい時もありましたが、働けることが嬉しくて、このお店を自分のお店のように思って大切にしようと思いました。お店の女性店主は私より少し若いですが、とてもしっかりとしていて厳しい人です。仕事の段取りを考えて優先順位を判断した動きの大切さ・食材を大切に使い切ることなど学ぶ事は多いです。贅沢な話ですが働かせてもらっているうちに、だんだんと自分の好きなゆったりと過ごせる喫茶店をやってみたくなりました。

主人に話すと今からでは大変だし、アルバイトに行ってる方が気楽でいいとあっさりと反対されました。諦めきれない私は開業のハウツー本を読んだり、カフェスクールの資料を取り寄せたりしていました。思いはだんだん大きくなり、小さくてもいいから自分の店を持ちたいと強く思いました。今から出来るか占い師の方にも相談しました。すると自分の体のことと親のことがクリアできるならば、やればいいでしょうと言ってもらえたのです。

さっそく、以前から拒んでいた婦人科の手術を受けてまず自分の体を整えることにしました。親の問題はその時が来たらその時だと覚悟を決めました。主人に迷惑かけない範囲で安い土地を手に入れられないものかと不動産屋のネット情報も真剣に捜しました。

いつしかあまりのしつこさに根負けしたのか、主人が自宅の一室を使えばいいと言ってくれました。そこから話が急展開していきます。どうせやるなら、きちんと喫茶学校に行った方がいいと主人が言ってくれたので、以前に取り寄せていたこのスクールに迷わず電話をしました。スタッフの方が6月4日スタートならまだ少し席があいていますとおっしゃったので、すぐに入学の手続きをしました。まだ、術後の3ヶ月検診が終わっていなかったのですが、新しい人生がスタートするみたいで嬉しくて仕方在りませんでした。

 

日本雑貨カフェクリエイター協会に通った4ヶ月はとても充実していました。平行して建築士さんとの打ち合わせが出来たり、学んだことがすぐに役に立つので何も知らなかった私でも着々と店の構想が進んでいきました。

でも考えることが一杯で、行き詰まっていたとき、岡村先生が授業の最初に「お店のことを考えていると、心が折れそうになることがあると思います。」と言われたことで私はどんなに救われたことでしょう。岡村先生は分かってくれていると思いました。

常に言われていた『7つのコンセプト』をしっかりと頭に叩き込んで初心を忘れないお店づくりをしていきたいです。気さくに話しかけてくださるスタッフの方や、スクールで出会った人たち全てに感謝とお礼の気持ちでいっぱいです。これからという若い人たちの中に混じって同じ夢を持って集まった仲間、遠く離れていますがそれぞれに頑張っているんだと思うと大変心強いです。日本雑貨カフェクリエイター協会の白いドアは夢を現実にする入り口だったと確信しています。

今は我がお店の建築士さんとの打ち合わせと平行してメニュー作りに取り組んでいます。焦らず丁寧に取り組んでいきます。そして、出来上がったお店を長く続けられるように環境を整えたいと思います。夢をたいせつに。

 

umemurasan

 - 50代・60代, 卒業生さまレポート